安全で安定した運行のために
一般工事は、「電車線の張り替えなどの工事・支持物取替工事」「変電設備施設での工事」「駅舎での電灯設備の取替工事・配線工事」「踏切設備周辺の工事」などあります。
日豊本線は電車線が繋がっておりますので、沿線沿い全体的に修繕や取替をいたします。
一般工事の種類



電車線工事について
電車線とは、変電所からの電気をパンタグラフを介し、電車に供給する設備。パンタグラフに接触するトロリ線や、それを支える支持物、変電所からの電気を供給するき電線など施工を行っています。また、最新の軌陸車を使用し、効率的で安全な施工を行っています。
電車線・信号用高圧配電線の張替・電線支持装置の取替工事
日豊本線の線路上には電柱を通して電車とパンタグラフが接触する電車線と信号機や踏切に必要な電気を送る高圧配電線があります。 電車線は電車が通るたびにパンタグラフと接触するため、消耗もしていきます。また、電車に電気を送るためのとても大切な電線となりますので、取替が必要な場合は電線張り替え工事を行います。



電柱取替
電柱も永久に使用できるわけではありません。近年では大雨や地震、台風の影響などで地盤が緩みやすくなったりします。その場合でも電柱が倒れることはあってはならないのでしっかりと電柱の耐久状況を確認しながら必要があれば交換工事をします。
また、不要になった設備の撤去も行います。



線路へは線路を走れる軌陸車で行きます!
電車線などの工事や点検の時は線路の上を走るトラック(軌陸作業車)で現場まで移動します。 電車線は線路の上を通っているわけですが、電車線の張り替えや電柱の取替をする場合は現場まで機材などを運ばなければなりません。また、点検は電線をずっとみていきますので歩いてみるとなると膨大な時間が掛かります。 そこで使用されるのが線路の上も走れるよう設計された軌陸作業車に乗って点検や工事を行います。

工事の流れ
【線路の中に侵入します】

【目的の場所まで線路上を移動】

【目的の場所で工事開始】
電灯設備工事・踏切設備工事
駅舎やホーム上の電灯設備の取替や配線工事も行います。
電車は朝から夜まで走ります。暗くなったらきちんと照明が点くように日々の管理が必要です。鉄道を利用するお客様が安全で快適にご利用いただけるよう日々工事しています。
駅舎電気設備の取替
電車は朝から夜中まで走ります。暗くなったらきちんと照明がつくように管理が必要です。また老朽化した照明設備を事前に取り替えて安心して電車をご利用いただけるよう日々工事しています。



踏切電気設備工事
踏切用の電源を供給して踏切が正常に動作するようにします。また踏切前に踏切注意標を設置し、高電圧への注意喚起をします。






変電設備工事
宮崎県内を走る日豊本線の電気は変電所から送られています。変電所に問題があれば電気が供給できなくなります。変電所を常に正常に維持するためにメンテナンスや工事を行います。


